あなたは知っていますか?妊娠中にかかわるホルモン・・・

こんにちは!

はた整体院 せんげん台院です。

皆様は知っていますか?妊娠中にかかわるホルモンの事。

知らない人が多いはずです。赤ちゃんを授かるということは、お母さんの中でいろいろなホルモンが作用しています。なので今回は、どんなホルモンがどんな作用(働き)があるのかをお話していきたいと思います。よかったら是非ご覧ください。

お母さんの身体の中で活躍するホルモン

では早速お伝えしていきますね。

・リラキシン

リラキシンは卵巣や子宮、胎盤から分泌されるホルモンです。リラキシンの分泌時は2つの時期があります。妊娠中と生理前です。妊娠中から産後2.3日、特に妊娠後期に増大します。生理前には生理中の経血の排出をスムーズにする機能があり、生理前の腰痛にはこのホルモンが影響してきます。

リラキシンは分娩時にも活躍し恥骨靭帯(結合)を緩める機能を持っており、ここが緩んでくれないと赤ちゃんがスムーズに出ることができません。頭が10センチに位になっている赤ちゃんが産道を通り抜けられるように周りの靭帯を緩める作用のあるホルモンの為、分娩時には絶対に必要なホルモンとなります。

リラキシンの影響で恥骨が緩むと骨盤が身体を支える力が弱くなり、それによって骨盤周囲の筋肉が庇おうとして緊張すると、血流が悪くなってしまい痛みが強くなってしまいます。

・プロゲステロン

排卵直後から卵巣でつくられる女性ホルモンの一つで、黄体ホルモンとも呼ばれます。赤ちゃんに栄養を送る為に必要な胎盤を完成させる役割を持ち、受精卵が着床しやすいよう子宮内膜の環境を整え、体温を上げる作用を持ちます。なので、妊娠中ではなくても排卵時に活躍するホルモンなので、妊活中の方はこのホルモンがしっかり機能していることが大事になってきます。分泌のピークは妊娠8か月~9か月でその後減少し、胎盤の排出とともに激減するホルモンです。

他にも、子宮筋を和らげて流産を防ぐ役割を持つ機能があり、また、乳腺を発達させて母乳を作る準備をします。

しかし、分泌が過剰になってしまったり、逆に不足してしまうことにより月経前症候群では、イライラしたり不安になったりといった精神的な症状や、頭痛やお腹の張りなどの身体的な症状出たり、妊娠中では筋肉の収縮を抑える働きもあるため、分泌量が増えることで子宮だけでなく胃などの消化器官の動きが鈍くなることも。この影響で、胃酸や胃の内容物が食道に逆流したり、便秘などの症状が現れたりすることもあります。

・エストロゲン

卵胞ホルモンとも呼ばれ脳の視床下部⇒下垂体⇒卵胞に刺激が入りホルモンが産出されます。機能としては妊娠に関係なく女性らしい丸みをおびた体をつくったり、受精卵の着床を助けるため子宮内膜を厚くする、精子が子宮の中に入りやすいよう粘液の分泌を促す、骨の形成を促し血管収縮を抑制するなどいろいろな機能を持ち、妊娠や出産だけでなく、女性らしさを高めてくれるホルモンとして、肌や髪質を良くしてくれるとも言われています。胎盤が完成するとそこから分泌し出産まで増加し、産後は分泌量が激減します。

またエストロゲンは年齢とともに減少していくと更年期障害(動悸やのぼせ、頭痛、肩こり・イライラや憂うつ感・冷え性・骨粗しょう症の影響)が出てきてしまいます。

・プロラクチン

脳の下垂体前葉というところから分泌されるホルモンで、妊娠中は乳腺を発達させたり、子宮収縮を促す、排卵を抑制します。また出産を終え授乳期になると赤ちゃんがおっぱいを吸い付くと刺激が入り、母乳が生成されます。

プロラクチンが不足してしまうと赤ちゃんへの栄養が足りなくなってしまい、発育障害等起こりえます。

・オキシトシン

脳の下垂体から分泌されるホルモンで別名「幸せホルモン」とも呼ばれます。筋肉を収縮させる作用があり、分娩を促す役割があり、母乳をあげたり子供と触れ合うことにより分泌が多くなります。また、オキシトシンが分泌されることで、母親は赤ちゃんを愛おしく感じるようになり、母性愛が強まるといわれています。また、愛情が深まるだけではなく、恐怖心や不安などが減少してストレスもなくなり、精神的に安定する効果をもたらすこともわかってきています。

しかし、オキシトシンの影響によりわが子が一番!!という考えになりいわゆるライオンの母状態=産後クライシスの原因となってしまいます。なので、旦那様に強く当たってしまうのも、オキシトシンの影響かもしれませんね・・・(ちなみに僕の奥様はがるがるしていました笑)

産後の急激変化に起こる身体へのホルモンバランスの影響

産後の急激なホルモンバランスの変化が様々な形で身体への影響を及ぼします。

・プロゲステロン⇒妊娠中増えることでシミが濃くなるが、産後に徐々に薄れてくる

・エストロゲン⇒育毛作用のあるエストロゲンが産後激減してしまう為、抜け毛が多くなってしまう

・プロラクチン⇒生理の再会を遅らせる

・赤ちゃんの吸引からおっぱいを守るために、乳輪が大きくなり、色が黒くなる(卒乳後薄くなる)

・ホルモンバランスが乱れてしまい肌が敏感になり、かゆみや湿疹、かさつき、睡眠不足

・血流の循環が悪くなり、腰痛や肩こり、頭痛など身体に痛みが生じてしまう

などなど

まとめ

いかがでしたか?今回は

・お母さんの身体の中で活躍するホルモン

・産後の急激な変化に起こる身体へのホルモンバランスの影響

をかかせていただきました。

当院では初回時、問診票の記入・問診⇒姿勢評価・動作チェック・関節の可動域チェック⇒お悩みを改善する施術⇒施術後の評価⇒日常生活の注意点・セルフケアを指導⇒今後の治療の流れ・次回のご予約という流れでご案内させていただいております。

産後のホルモンバランスの変化によって、身体に様々な影響が出ますが、もちろんしっかりと休養することによって、回復します。ただ、身体の血流が悪さが影響し、身体に負荷がかかり、変化するものが良い方向から悪い方向に向かってしまいます。なので、産後はできるだけ周りにサポートしてもらうことが大切です。ご家族や親族を頼ったり、我々整体師に身体をケアしてもらったり息抜きも大事です。

一人で悩みこまないようにしましょうね!

当院では、産後1ヶ月以降から整体できます。ママさんの身体の事を第一に考え、体勢辛くないポジションでソフトな施術をしていきます。

お体や産後についてのご相談お気軽にご連絡お待ちしております。

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