こんにちは！
越谷市せんげん台にあるはた整体院です。
当院では首の痛みや肩こり・腰痛等でお困りの方がご来院し整体を受けていただいておりますが、よく患者様に聞かれるのが、
「首ってどんな構造になってるの？」
そんなこと患者様は知りませんよね(笑)僕は国家資格の柔道整復師の資格を取る為に、専門学校に通って勉強したので知っていますが、普通に生活していたら、骨の構造や筋肉など名前を知ることはないと思います。
なので、今回は簡単にですが、首の構造や、よく痛くなる首の筋肉の名前、簡単なストレッチなどお伝えいたしますので、首の痛みでお悩みの方は是非ご覧ください！
首の構造はどんな構造をしているの？
首は頭部と胴体をつなぐ部分であり、非常に重要な役割を果たしています。以下に首の構造について詳しく説明します。
- 首の骨：首は7つの頚椎（けいつい）から形成されており、頚椎はC1からC7までの番号がつけられています。C1はアトラス（頭を支える）又は環椎（かんつい）と呼ばれ、C2はアキシス（頭部を回転させる）又は、軸椎（じくつい）と呼ばれています。そして第7頸椎は隆椎（りゅうつい）と呼ばれます。これらの頚椎は、頭部の動きや姿勢を可能にするだけでなく、脳と体をつなぐ重要な経路でもあります。
- 首の筋肉：首の周囲には様々な筋肉が存在し、これらの筋肉が首の動きや安定性をサポートしています。主な筋肉には僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、舌骨舌下筋などがあり、これらの筋肉が協調して首の動きや姿勢を制御しています。
- 首の機能：首は重要な器官であり、頭部を支えるだけでなく、脳と体をつなぐ重要な経路となっています。また、気道や食道、動脈や静脈、神経などが首を通過しており、これらの器官や組織を守る役割も果たしています。
- 首の関節：首は複数の関節で構成されており、頚椎同士や頭部との関節が首の動きを可能にしています。これらの関節は滑液を分泌して摩擦を軽減し、首の柔軟性と安定性を保つ役割を果たしています。
以上が、首の構造についての詳細な説明です。
首の動く角度はどれくらい？
首は頭を前に倒したり捻ったり、横に倒したり、後ろに倒したり、色々な動きを出せます。ですが、首の角度は大体決まっているんです。その角度以下しか動かない場合は首自体に問題があります。早速見ていきましょう！
- 前屈（頭を前に倒す）⇒60度
- 後屈（頭を後ろに倒す）⇒50度
- 回旋（頭を横に捻る）⇒60度
- 側屈（頭を横に倒す）⇒50度
となっています。なので、あれ？それ以上動くんだけど？と思う方は頸椎だけではなく胸の骨や肩甲骨などが関与していますので、首の痛みは他の場所が関与しています！
よく痛くなる首の筋肉って？
首の痛みの原因となる主な筋肉には、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、頚横筋などがあります。以下にそれぞれの筋肉について詳しく説明します。
- 僧帽筋（そうぼうきん）：僧帽筋は背中の上部から首にかけて広がる三角形の筋肉で、肩甲骨を動かす働きがあります。この筋肉が凝り固まると、肩こりや首の痛みが引き起こされることがあります。
- 斜角筋（しゃかくきん）：斜角筋は首の側面から肩にかけて斜めに走る筋肉で、肩甲骨を引き寄せる働きがあります。この筋肉も凝り固まると、首や肩の痛みが生じることがあります。
- 胸鎖乳突筋（きょうさにゅうとつきん）：胸鎖乳突筋は鎖骨から胸骨にかけて走る筋肉で、首や肩を前方に引く動作をサポートします。この筋肉も緊張し過ぎると、首や肩の痛みやこりが生じる可能性があります。
- 頚横筋（けいおうきん）：頚横筋は首の横に走る筋肉で、首の側屈（横に曲がる動作）や回旋（首を回す動作）を行います。この筋肉も緊張や過度な使用によって首の痛みを引き起こすことがあります。
これらの筋肉が緊張し過ぎたり、過度な負荷をかけられたりすると、首の痛みやこりが生じる可能性があります。これ以外にも影響がある筋肉はありますので、実際に当院で問診や検査をしながらどこが影響しているか確認させていただきます！
ご自身で出来る首が痛くならないようにする為には？
- 適切な姿勢を保つ：長時間同じ姿勢でいると首に負担がかかりやすくなります。デスクワークをする際やスマートフォンを使用する際は、背筋を伸ばし、首や肩をリラックスさせた姿勢を保つように心がけましょう。
- 適度な運動を行う：首や肩周りの筋肉を強化し、柔軟性を保つために適度なストレッチや筋トレを行うことが重要です。首のストレッチやヨガなどを取り入れることで、首の痛みを軽減することができます。
- 適切な枕やマットレスを選ぶ：寝具も首の健康に影響を与える要素の一つです。首に負担をかけないために、適切な高さや硬さの枕、マットレスを選んで睡眠環境を整えることが重要です。
- デスクワーク時の休憩：デスクワーク中は定期的に休憩を取り、首や肩の疲れを解消するストレッチや運動を行うことが大切です。長時間同じ姿勢で過ごすことは首の痛みを促進させる原因になります。
- ストレス管理：ストレスは体に不調を引き起こす要因の一つです。ストレスを溜めず、適切なストレス管理方法を取り入れることで、首の痛みを予防することができます。
これらの方法を実践することで、首の痛みを予防し、首の健康を維持することができます。
セルフで出来る簡単なストレッチ
首の簡単なストレッチ方法をいくつかご紹介します。これらのストレッチを定期的に行うことで、首の筋肉を緩めて緊張を解消し、首の痛みを和らげることができます。ただし、無理な力を入れずに、自分の体に合った範囲で行うように注意してください。
- 首の前屈伸展（前屈ストレッチ）：
- 座って椅子に座り、背筋を伸ばして座る。
- 頭をゆっくり前に倒し、顎を胸に近づける。
- 異常な痛みを感じる場合は、痛みを引き起こす範囲まで行かず、自分の限界でストレッチを行う。
- 首の横屈伸展（横屈ストレッチ）：
- 座って椅子に座り、背筋を伸ばして座る。
- 右耳を右肩に向け、左手で頭を優しく引っ張る。
- 反対側も同様に行う。
- 首の回旋伸展（回旋ストレッチ）：
- 座って椅子に座り、背筋を伸ばして座る。
- 首をゆっくり右に回し、右耳を右肩に向ける。
- 反対側も同様に行う。
- 肩こり解消ストレッチ：
- 座って椅子に座り、背筋を伸ばして座る。
- 右手を頭の上に持っていき、左手で右ひじを優しく引っ張る。
- 反対側も同様に行う。
これらの首のストレッチは、首の痛みやこりを軽減させるために効果的です。ただし、痛みを感じる場合や不快感を感じる場合はストレッチを中止しましょう！
整体で首の痛みに悩まない身体へ！
当院では初回時、問診票の記入・問診⇒姿勢評価・動作チェック・関節の可動域チェック⇒お悩みを改善する施術⇒施術後の評価⇒日常生活の注意点・セルフケアを指導⇒今後の治療の流れ・次回のご予約という流れでご案内させていただいております。
首の構造やどんな筋肉がついているか、どれくらいの力で整体しなければいけないか等考えて施術しないと、首の筋肉を痛め、さらに症状が悪化してしまう事があります。そうならない為にも、しっかり構造を理解している方に施術してもらった方が良いです。
僕は国家資格の柔道整復師を持っていますし、日々勉強しているので安心して整体を受けに来てください！
また、首の痛みがなかなか取れない方は、首だけが原因がある訳ではないです。意外に足の裏の筋肉を調整させて頂いたら、痛みが取れたこともあります。これは首だけではなく腰痛や肩こりも同じことが言えます。
身体全体のバランスを整えることにより、お悩みの身体の痛みを改善でき、定期的に整体をすることにより、痛みに困らないやりたい事のできる身体へと改善していきます。
腰痛や肩こり等身体の痛みで困っている方、産前産後の身体の不調がある方、スポーツケアをご希望の方は当院で整体を受けてみませんか？
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